「コバルト60」と「10シーベルト」の話

| コメント(0)





ここしばらくの間原発周りの話だと、先日の地震で扇動発言をした某インフラ会社のトップをはじめ、「とにかく叩けば自分の益になる」「怖い話を持ち出せば注目される」という、そしてツッコミを入れると「だって信じられないんだもん」と(もっと怪しい方を信じ込んでしまうと)いう、科学も技術もかなぐり捨てた状況の人がたくさんいたり、デマや不確定情報を信じてしまう状況があったりと。

今件の「コバルト60」と「10シーベルト」もまたしかりで、報道の一部分や題名とかのみを読んでたり、あるいは誤解釈が一人歩きしたり(報じる方もろくすっぽ理解してなかったり、電波系の人を専門家として招集して語らせるのも悪いんだけどさ)。先日も「10シーベルト」の部分だけを見て、「周囲全体がこんな高濃度で、フォールアウトそのものだ」という話を目にして、少々頭痛がした次第。

詳しくはそれぞれのリンク先から確認してほしいけど、「コバルト60」と「10シーベルト」双方とも、ちまたで流れている噂とは別物ってのが実情ということ。

ったく。状況が状況とはいえ、なんでこうもデマや妄言ばかり浸透する状況になってるんだかな。まぁ、原発周りの話でのデマは、何故か東電バッシング一本やりで、現行政権政党の非がほとんど語られないあたりを見ると、原因の一端はわかりそうな感じもするけどね。スケープゴ(ry

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2011年8月 3日 07:52に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「賞味期限は10か月・森永乳業の絹ごし豆腐」です。

次の記事は「アメリカ本土を行き来する飛行機の動きを一網打尽にしてみた」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30