家庭用放射線測定器「エアカウンター」登場

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【生活者の不安を解消するため首都大学東京と共同開発 家庭用放射線測定器「エアカウンター」を新発売 一般家庭で安心して使える性能と価格を実現!】



エステー株式会社は、首都大学東京の放射線安全管理学の専門家である福士政広教授の監修の下、同大学との共同開発により、一般家庭でも安心して使える性能と価格を実現した家庭用放射線測定器「エアカウンター」を2011年10月20日から、関東、東北を中心としたドラッグストア、ホームセンター、またインターネット通販などで新発売します。出荷数は1万個を予定しています。
希望小売価格は、税込み15,750円です。
また、この「エアカウンター」には、同教授が併せて監修した放射線等についての基礎知識を掲載した小冊子「正しく覚えよう!放射線の基礎知識」もセットになっています。


目に見えない放射線で、日々、不安にさらされている多くの生活者に向けて発売するこの「エアカウンター」は、エステーとして何か役に立てることはないかとの"思い"、そして子供たちが将来、安心して暮らせるために"今、何が必要なのか"に対する答えから生まれました。
エステーではこれまで日用雑貨品に電子、電気を利用した製品を多く開発してきた実績を踏まえ、見えない放射線を見えるようにするため、高額で一般家庭では手を出しにくかった放射線測定器を、首都大学東京の※福士政広教授の監修の下に共同開発、設計・製造しました。機能を絞り込む一方、本体デザイン等には気鋭デザイナーの※佐野研二郎氏が担当。これによって一般生活者が安心して使える"性能"と"価格"、そして"使いやすさ"と"分かりやすさ"を実現しました。

●「エアカウンター」
「エアカウンター」は、自宅や家庭菜園場、公園の砂場など放射線が気になる場所で、地上から1mの高さにおいて放射線のひとつである空気中のガンマ(γ) 線を0.05μSv/h~9.99μSv/hの範囲で測定します。(μSv/h=毎時マイクロシーベルト)
測定の仕組みは、放射線1本が入ると半導体センサーが反応し、発生した電荷を信号に変えてカウント、時間あたりのカウント数を放射線量の換算式(セシウム基準/Cs137)によって、1時間あたりの人に対する放射線の影響がどれだけあるかを表す単位である毎時マイクロシーベルトに変換し表示します。半導体センサーには、医療機関で使用されるエックス線計測器の技術を応用したシリコンフォトダイオードを使用しており、β線をカットするフィルターを内蔵しているため、より高い精度でγ線を測定することができます。
この測定値については、国の認定を受けた第三者機関によって、国家標準に基づいた校正を実施し、承認を受けています。
電源は単4アルカリ電池2本。1日1時間の使用で約2ヵ月使え、連続使用の場合は、約50時間です。また、精密な本体を衝撃やキズ、放射性物質による汚染から保護するシリコンジャケットを付属しています。


......ということで、ようやく「パーソナルレベル向けに開発された端末で、チェックを入れてみてもいいかも」というガイガーカウンターが登場。ただしこれは名前にもあるように、空中γ線のチェックを行うもので、特定物質(食品とかね)の測定には向いていない、というか事実上不可能。あと、この端末でも「指示誤差 ......±20%(測定完了時) 」とあるのを見て、これまでに個人レベルで測定された値って、どれだけ誤差を考慮したものだろうか、という思いも。詳しい人に聞こうと思ってたら、すでに

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このページは、不破雷蔵が2011年7月27日 07:08に書いた記事です。

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