九電のいわゆる「やらせメール」の件で解消された疑問が早くも裏付けられた件について

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先日
【九電のいわゆる「やらせメール」で感じていた疑問が解消された】で触れた「九電のメール問題って、報道とか環境団体とかやってることと同じだよね。片方だけ問題視するのっておかしくない? 」という話。早くも「同じこと」が露呈されたという実例の覚え書き。グリーンピースが旗振り役で、議員などの公的機関のアカウントに「こんな例文でツイートして自分達の主張をアピールしましょう」みたいな、半ば褒め殺し的なことを推奨したところ、多くの人が同じ文面をそのままコピー&ペーストしただけでツイートしてしまい、「なにこれこわい」と議員側が頭を抱えてしまったというもの。

これ、九電のとまったく同じだよね。少なくとも関係者や賛同者は九電周りのこと、一切ツッコミ入れられるわけないよね。

......と先日意見したら「立場の強弱で云々」という反論をいただいたけど、それにもツッコミを2つ。一つは「誰が立場の強弱を決めるの?」、そしてもう一つは「立場の強弱で、やっちゃいけないこともやって良いっていう免罪符がもらえるの? こういうことって、そういう範ちゅうのものなの?」。


で、もう一つ気がついたことを。これっていわゆる「スパムメール送信ツール」の動向と同じなんだよね。情報商材とかでスパムメールやスパムのブログコメントとかを自動生成するツールって、時々「彼ら」の市場に出回るんだ。はじめは少数だから誤操作も少ないし、ちゃんとそれっぽい(でも分かる人には分かるけどね)類似形式のスパムが増えるんだ。

暫く経つとそのツールがある程度広範囲に広まるようになって、利用者も増えれば当然確率論的に操作方法を間違えたり、面倒くさがって例文をそのまま送ってくる人も出てくる。そういう「困ったチャン」の確認で「あ、これはこの類のスパムツールが広がってるな」ってのが分かる。

今件の場合は、その「困ったチャン」の比率が異様に高かった感じだね。中には「■こちらを消してあなたのご意見をお書きください■」というのをそのまま送っているのもかなり見受けられる。適当な定型文の一部で

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このページは、不破雷蔵が2011年7月22日 12:52に書いた記事です。

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