【更新】いざという時に思い返す、「しっかりとした足元」の大切さ

| コメント(0)

【NTT持株会社(日本電信電話)三浦惺社長インタビュー「国の神経を守るのが使命。守旧派との評は誤解だ」】



NTTとソフトバンクは、水と油の関係にある。保守本流の元国策会社であるNTTは、自ら畑を耕すことで、せっせと水を与えて作物を育てることを是とする価値観の持ち主である。

それに対しソフトバンクは、自ら畑を耕すことには消極的である。畑は、必要なときに必要な地主から借りればよいと考えている。その価値観は、まさに180度違う。

既存の秩序を破壊しようとする新規参入者との戦いに、NTT持株会社の三浦惺社長は、どのような思いで臨んでいるのか。その口から、直接ソフトバンクを非難する言葉は出てこないが、通信事業者として自らが守り続ける"矜持"を語ることによって、暗に伝統の破壊者の振る舞いに釘を刺す。さて、これらのメッセージを、孫正義社長はどう受け止めるだろうか。


[無線をベースに被災地を復旧 NTTが温める"途上国方式"]

たとえば、通信インフラが未整備の発展途上国では、最初に大型の無線基地局を建て、通信を確保する。固定通信は、遠隔地を結ぶ黒衣に回る。そのほうが、効率がよいし、いまや固定と無線を分断する政策は、実情に合わない。

今回の震災では、被災者のプライバシーを守れるのは、特設公衆電話(固定電話)ではなく、肌身離さず持ち歩く携帯電話だという実態が判明した。携帯電話のGPS機能を生かせば、被災者の所在を突き止められるし、行方不明者も減らせる。NTTが温める"発展途上国方式"は、過疎に悩む地域にも応用できるので、今後は官民を巻き込む攻防戦が本格化するだろう。


今件震災で色々と記事を挙げている際に、【あなたのケータイ、緊急地震速報受信の準備は出来てます?】での緊急地震速報の対応機種の話とか、被災地での利用状況とかで色々と頭の中にもやもやが。で、この二つの記事を挙げた【つぶやき】が目に留まって、何となくまとまりそうな気がしたので覚え書き。

いわく「自ら畑を耕すことで、せっせと水を与えて作物を育てることを是とする価値観のNTTと畑は、必要なときに必要な地主から借りればよいと考えているソフトバンクと、どちらが日本に必要か?」とのことだが、言い得て妙な気がする。先日、某有名人H氏が「尖閣諸島なんてあげちゃえばいい。必要な時には金出して買えばいい」的な発言をしたけど、後者はそれに近いんだよね、発想として。「守旧派」という言葉を嫌がってる感はあるけど、別にそれでもいいんじゃないかなとは思う。イメージ的なものでダメならば「蓄積堅実派」とかでもいいし。

あと、後半部分の無線インフラ中心ってのは、先日の【Facebookの利用者数と増加率上位国をグラフ化してみる(2011年4月分)】でも触れているけど、新興国でのネットインフラのスタイル。光などを敷く際に問題視されていた「ラストワンマイル」(最終中継基地から個別の世帯への回線設定)を無線に任せるので、手間と時間と経費の節約になる。

原発問題を片づけるのが先になるけど、それさえ済ませれば、後は東北地域全体で大改造・大構築をこなすことで、21世紀型の地域として生まれ変わる可能性を秘めている。その時に必要なのは、やっぱり「しっかりとした足固め」が出来るか否かなんだよね。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2011年4月10日 08:32に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「東京液状化予想図」です。

次の記事は「千年以上の時をこえた恩返し...東大寺、一億円を借り入れて寄付「宮城の文化財修復に」」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2019年2月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28