ローソン、今度はタンクローリーを調達、支援物資の店舗供給用燃料確保

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本日も弊社の東北支社(仙台)との定時連絡で、仙台市内での食品不足の窮状の報告がありました。

1店舗100個弱程度なのでまだまだ十分ではありませんが、明日(18日)やっと宮城県内の店舗におにぎりを納品できるようになります。これで東北6県全ての店舗でおにぎりをご提供できます。

郡山工場から宮城県へ配送するトラック用の燃料が確保できたからです。しかし、今回の調達量もわずかで、現在確保できている燃料では東北地方の配送分は明日にも底をついてしまいます。

現在、九州と京都から2台のタンクローリーを東北に走らせています。1台は明日中に到着予定です。順調に進めば、19日の配送用に間に合いそうです。トラブルがなければよいと祈るばかりです。

さらにその後の配送が途切れないよう、タンクローリーと燃料の調達に全社を挙げて取り組んでいるところです。

パンの工場も復旧し、稼動しています。避難所への供給の役割を担っているので、店舗への納品数が少なくなっています。又、水や即席麺等を毎日関東から陸送していますが、こちらも十分な数量は整っていません。

従って、東北地方と茨城県では、商品が入った時点で開店し、売り切れた時に閉店するということを繰り返しております。

まだまだご迷惑をお掛けしています。今後も少しでも納品数を増やせるよう、全力で取り組んでまいります。


支援物資に飛行機使うだの空自の輸送機使うだのと、次から次へと手を繰り出してくるローソンの支援方法。今度は工場から被災地内店舗に輸送するのに必要な燃料の確保まで報告に上がっている。確かに被災地向けの車両における燃料不足は深刻化しているし、被災地以外でも燃料の需給バランスが崩れていて、ガソリンスタンドは長蛇の列が確認できる。

それにしても、いったいどれだけ色々な「ルート」を持ってるんだかなあ......と感心すると共に、こまめに状況を報告できる体制が整っていることや、茨城県にもちゃんと言及していることには少々嬉しさを覚える次第。

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このページは、不破雷蔵が2011年3月18日 17:55に書いた記事です。

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