流通網と計画停電と町の様相

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今日はどのみち計画停電の一日目でスケジュールが混乱しているし、電車に乗ったところで帰りに止まっていたら話にならないので自宅で色々と。せっかくなのでちょいと周囲を回ってみた。

最寄駅の地下鉄は撮ってもマヌケなので豊島園駅。計画停電による電車ダイヤの変更のお知らせがあり、あとは係の人が一人立ってたくらい。「としまえん」そのものは休園。先日のディズニーランドの件もあわせ、余震のことも考えると、一週間くらいは休園するんだろうね。

スーパーやコンビニ、ディスカウントストアは節電モード。蛍光灯が一つおきに点灯していたり、エスカレーターを止めていたり。でも営業はしていた。

あと......肝心の商品だけど、棚そのもののチェックをはじめ、買い物をしている人の動向や立ち話、それに店員さんから聞いた話をまとめると、「水はほぼ売り切れ」「その他の飲料も品切れが増えてきた」「パン・おにぎりはカツカツ」「レトルトやインスタントも在庫切れが多い」「電池はほぼ完全にアウト」。

ただねぇ。前の記事【食品の需給問題】でも触れてるし、上の2つの引用文でも明らかなんだけど、生産数そのものの減少というより「被災地への資源集中投入のためのしわ寄せ」「流通網の一時的混乱」が主要因で、品物そのものが生産されてないってわけじゃないんだよね。昨日の時点で品薄だったのが、パンとおにぎり、そして水だったこと、ローソンのリリースでも言及されているし、今も逐次更新されている救援物資の内容見れば分かるんだけど、ね。まぁ、あと乾電池については計画停電を甘く見ていた感じがあるねぇ(主婦の方々にそういう動きが複数確認できた......)。

空っぽの棚の写真もいくつか撮れたけど、今はあえて掲載しないでおく。どうもオイルショックの時の洗剤買占めとか、新型インフルの時のマスクパニックのような感が強いんでね。スーパーでレジに並んでいた時、「そんなに買いこんでどうするのよ?」とツッコミを頭の中で入れまくりでした。

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このページは、不破雷蔵が2011年3月14日 13:42に書いた記事です。

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