東京電力、電力供給不足による節電を呼び掛け

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【契約にもとづく需要抑制と一層の節電のお願いについて】



3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、福島第一および第二原子力発電所をはじめ発電所および流通設備など当社設備が大きな影響を受けていることから、当社供給区域*における電力需給が極めて厳しい状況になっております。

これまで当社は、新信濃変換所からの応援受電をはじめ他の電力会社からの応援融通受電などにより、電力の安定供給確保に全力で取り組んでおります。しかしながら、厳しい需給状況を踏まえ、あらかじめ操業の一部停止などのご契約をしている大口のお客さまの一部に対して、電気の使用を抑制していただくようお願いしてまいります。

お客さまをはじめ広く社会の皆さまには大変ご迷惑とご心配をお掛けし、誠に申し訳ございませんが、電気のご使用を極力お控えいただきますようお願い申し上げます。

*栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県
 (富士川以東)


リリース添付のPDFファイルを観ると、本日3月12日の電力需要予想は最大で3800万kW(18時~19時)。これに対して供給力は3500万kW。火力発電所がリリースの配布時間である4時時点でかなり止まっているのが痛い。また、変電所もかなり停止中。停電箇所も相当量に登っている。

当方の住まいのある練馬区でも、昨日の午後10時と先ほど午前8時の2回、広報スピーカーを介して電力供給不足と節電のお知らせが流れていた。ガスが止まっている世帯は電力を多用する場合もあるだろうけど、普段以上に節電を心がけよう。

追伸:万一停電になると、IP電話がつながらなくなる可能性も出てくる。IP電話を使っている人は、今のうちに連絡手段の確保、関係各所への連絡を。

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このページは、不破雷蔵が2011年3月12日 08:38に書いた記事です。

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