定期購読者向け無料デジタル雑誌流通へ...Fujisan.co.jpが出版社のデジタル雑誌流通支援・期間限定で無償提供開始

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日本最大級の雑誌専門のオンライン書店「/~\Fujisan.co.jp」を運営する株式会社富士山マガジンサービス(東京都渋谷区 代表取締役 西野伸一郎)は、今回の東北地方太平洋沖地震の影響で、紙の確保や流通事情の関係で、全国的に定期購読雑誌の配送遅延が見込まれるため、定期購読者が雑誌を遅延なく読める仕組みとして、出版社へのデジタル雑誌の流通支援を本日3月22日より期間限定で、無償で開始いたします。

Fujisan.co.jp では、東北地方太平洋沖地震による道路の崩壊に加え、交通規制、燃料不足により雑誌の配送に影響がでています。これら物流問題に対し、雑誌のデジタル版を購読者に無料配信することで、お届けの遅延解消を実現すべく、3 月22 日より参加希望の出版社の正式受付を開始しました。既に『正論』『サイゾー』など十数誌が参加表明をしています。

支援では、国内最大のデジタル雑誌流通に関するFujisan.co.jp のノウハウやインフラを活用し、出版社から提供されたデータ提供をもとに、配信技術および、会員情報管理などの仕組みを提供してまいります。

対象となった雑誌の定期購読者は、紙の雑誌のデジタル版を、パソコン(Windows・Mac)とiPhone/iPadで発売日にタイムリーに読むことが可能となります。これにより、配送が遅延した場合などに、届かないことによる契約読者のイライラを解消し、出版社の定期購読者の減少を抑えるとともに、読者により良いサービスを提供できるものと期待しています。

※本支援は、あくまで定期購読者がタイムリーに記事を閲覧できる環境を提供することが目的であり、今後のデジタル雑誌の販売を前提とするものではありません。また、無償支援の提供期間は、今後のさまざまな状況に合わせて、各社と協議のうえで決定してまいります。


あくまでも「定期購読者限定」「期間限定」「PCとiPhone/iPad」ということだけど、興味深い話ではある。先の【週刊アスキー、震災後数号分の記事をPDF化し、無料配布を決定】のように定期購読者であろうが無かろうが、どんとこいっていうやり方もありだけどね。居住環境に大きな影響は無くとも、流通網の回復が遅れている地域も少なくないし......

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このページは、不破雷蔵が2011年3月22日 16:56に書いた記事です。

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