【更新】電子書籍での「自炊」の代行業者へ出版協会が警告の方針

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[電子書籍化「自炊」代行業者に、書協が警告へ]



紙の本を裁断してスキャナーで読み取り、自前で電子書籍化する「自炊」の代行業者が急増しており、主要な出版社でつくる日本書籍出版協会(書協)は、著作権法違反の疑いがあるとして、近く各業者に警告文を送る方針を決めた。また、代行業者に依頼して電子化することは違法であると読者に注意喚起する文言を、本の奥付に表記するよう会員の出版社に文書で要請した。

著作権法では、個人が自分で使用することを目的とした私的複製は認められているが、自炊代行では複製者と使用者が異なるため、書協は同法違反の疑いが強いと非難している。


今のところ日本書籍出版協会の公式サイトでは関連文言は確認できず。電子書籍化周りについては色々と法律との兼ね合いで、判断の難しい問題が色々出てきてる。しかも専門家もほとんどいない(事例そのものがこれまでになかったことだからね)。

一つ確かなのは、「自分でやるから自炊」なんであって、代行させたら、それは「自炊」じゃないよねってこと。大本の言葉の由来である料理で考えたらすぐに分かるけど。代行させてもそれは自炊じゃないでしょ? 結局「自炊代行」ってのは言葉のあやでしかないと思うんだけどな。

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このページは、不破雷蔵が2011年2月27日 08:21に書いた記事です。

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