コンビニのゾーニング

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例の条例に賛成とか反対とかは置いといて、資料的なものとして。数年前からコンビニに置かれる成人向け雑誌には青色などのビニールテープが貼られて立ち読みでは中身が読めないような処理が施してある。そして写真のように明確な区分ワケもされるようになった。でも店内の通路に面して他の一般商材と同じように並べてあることに変わりは無く、表紙だけでも結構アレなものも多い。コミック中心の本屋とか、ビデオやCDなどとの複合店ではビデオ周りでその辺は手慣れているらしく、のれんをくぐらないといけない場所&表や普通の商材がおいてある場所からは見えないような区域で販売しているけれどね。

この辺が問題なんじゃないかなというのが一つ。そういや思い返してみると、レディースコミックも含めていわゆる「成人向け雑誌」のコンビニでの取扱い、随分少なくなってきたなという感があるね。場所によっては置いてないところもあるんじゃないかな。コンビニの出版物売上高が激減してるのも、この辺が浅からぬ原因なのかも。機会があれば某大手コンビニの広報担当の方に色々と聞いてみたいところだけど......教えてくれるかしら。

一方で、一般誌扱いされている雑誌の中にも「中身的には成人向け雑誌やろ」的なツッコミを入れたくなる内容の「連載」が載ってるものも少なくない。知らずに手にとってめくってみると、人によっては腰抜かすわね(笑)。

例の条例が制定云々の道を歩むまでに6年とか7年かかったという話を聞いている。一方で「やってみてダメだったらまた変えればいいだけ」という話も聞く。でも創るまでに6年とかかかったんなら、ダメだと分かってもまた直すまでに同じくらいかかるのではないかな、それでいいのかな、という禅問答的なことも思うようになった。やっぱりある程度権限と行使力を持つ自主規制組織(CEROみたいなもの)が必要なのかな、とか。

それに「一度やらせて見て下さい」という言葉に騙されて、今現在辛く苦しい思いをしている人、たくさんいるよね......。

とか色々と、つらつらと。

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このページは、不破雷蔵が2010年12月15日 12:22に書いた記事です。

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