たばこ値上げ直前の特需と数字の違い...買いこんでいるのは単身世帯?

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昨日本家サイトで挙げた【値上げによる家計のたばこ支出金額推移への影響を過去二回分と合わせてグラフ化してみる】の記事のグラフ。良く見直してみると、ちょっとおもしろいことが分かる。たばこの駆け込み需要での本数アップはプラス88.0%。ところが二人以上世帯の購入額アップは45.0%と半分強でしかない。値上げ後の下落ぶりはそれぞれマイナス69.9%・マイナス69.7%とほぼ同じだし、この1年はたばこの値上げは(10月以外は)行われていないから、本数と売上には連動性があるはず。なのに何で「特需」部分に倍近い差が出るのか......

と考えてみたら、プラス45.0%って「二人以上の世帯」でのデータなんだよね。だから、いわゆる単身世帯や商店などがもっと思いっきり買いこんでいるので、販売総数ではプラス88.0%になってるんだろうなぁ、と。それを確かめようと「家計調査」の単身世帯を調べようとしたら、単身世帯のデータは四半期単位でしか計測されていないのが分かって(´・v・`)ショボーン

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このページは、不破雷蔵が2010年12月 2日 08:21に書いた記事です。

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