この600万円があれば何ができたのかな

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【こんにゃくゼリーの危険性 政府依頼で信州大が600万円で調査】



去る9月末、内閣は消費者庁にプロジェクトチームを発足させた。その名も「こんにゃく入りゼリー等の物性・形状等改善に関する研究会」。2008年までに 22件の死亡事故が発生したこんにゃくゼリーの「形と硬さ」の基準を決めるためのもので、目下、「物性・形状改善サンプル」を作製し、「窒息事故リスク」を評価する実験が行なわれている。つまり、"こんにゃくゼリーはどれほど危険か"を専門家に分析させているのだ。

研究会の報告書には、すでに信州大学で行なわれた実験結果が紹介されている。例えば、頭部模型(写真)を使用した「吸引試験」。喉まで吸い込んだ時に、食品が口腔内で砕けるかどうかを調べる実験だ。結論は、

「こんにゃく入りゼリーの多くは破断されることなく吸引。豆腐やプリンは砕ける」
 
 というもの。そりゃそうだろ、とツッコむのは素人考えだ。

(中略)

研究は年末にはまとめられ、来年からは「窒息リスクの低いゼリー」の基準作りに取りかかるという。もっとも業界ではすでに自主的に、「クラッシュタイプ」などに切り替えて対応済みである。
 
なお、研究のために消費者庁が支払った委託費は、「すべて合わせて約600万円」(同前)であった。


元々【「こんにゃくゼリーの窒息、重症率85%」は本当か、適切な表現なのか】でも指摘しているように、統計学的に問題がある前提を元に実験を繰り返しても、土台の無いところに家を建てるようなもので、意味があるとは思えないのだけどね。そもそも論として今回問題視させようとしている事例は「凍らせて」あるわけでしょ? 他の食品だって凍らせたら同じ結果になるよん。

というか、委託費600万円ねえ。無駄遣いの極みじゃないのかなぁ。どうなんだろう。これもやはり「素人考え」なのかな。だとしたら「政治主導」ってとても素人には及びもつかないことだよねえ。

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このページは、不破雷蔵が2010年11月19日 07:29に書いた記事です。

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