ソーシャルメディアは囲い込みじゃなくて、拡散するメディアのはずだけど

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要はパワーバランスの関係で文句を言える企業には「踏み絵」を踏ませたわけだ。俗に言うエンクロージャー・囲い込み戦略というわけだね。手法の一つとしては考えられるし、「他にはない、うちだけでこれが遊べます」というセールスポイントがある方が、集客力を高められるのは分かる。でもそれって、むしろ知名度の高い、大企業にやった方が効果無いかしら?

週刊雑誌で「●×先生の漫画が読めるのは週刊▼■だけ」というコピーが躍っていて、大人気の漫画家先生の名前があれば「おお、ならばこちらを買うか」と思うけど、あまり知られていない、あるいは無名の漫画家だったら「......誰それ?」で終わるよね。そう考えると、一連の流れ(が真実だとしたら)、芽を出したばかりの植物を根毛ごと乱暴にぶちぶち引き抜いて、自分のところに植え替えるような所業の感じがするんだけどなぁ......。あるいは周囲に根を伸ばそうとしているのに、地中深くまで柵を刺してしまって成長しないようにする感じかなぁ。

それにこの動き、ケータイのゲームが本格化したあたりであったような気がするね。やっぱり大手はともかく、中小に囲い込みしたら、結局......まぁいいか。そのあたりは知ってるはずだし、知っててやってるのなら何か考えがあるはずなんだろうから。

「楽市楽座」をはじめるソーシャルメディアが出てきたりしてね。

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このページは、不破雷蔵が2010年10月22日 17:41に書いた記事です。

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