Googleが自社サービスに対する世界のブロック状況を確認できるツールを公開

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【情報へのアクセス状況をわかりやすくするために】
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Google のサービスがブロックやフィルタリングの対象になった時、私たちはユーザーのニーズに的確に応えることができません。私たちはそんな状況を避け、表現の自由と情報へのアクセスを守るために日々努力を続けています。情報の流れの透明性を強化するため、私たちはインタラクティブな透明性レポート (英文)というオンラインツールを作成しました。これにより、私たちがどのコンテンツを政府の要請により削除し、世界のどこでGoogle のサービスがブロックされているのかを確認することができます。このような透明性は、検閲に対する抑止力として機能すると私たちは考えます。

Google では、他の企業と同じように、サービスへのアクセスを妨害されることがあります。この新しい追跡ツールを使うことにより、その妨害が技術上の問題なのか、政府によるものなのかを確認できます。それぞれのトラフィックグラフはデータが収集されるとすぐに更新され、指定した国におけるサービスの過去のトラフィックのパターンが 0 から 100 の値で表示されます。このツールは中国を含む世界中に対応しており、中国におけるサービス稼働状況を表示していたページ (英文)に取って代わるものになります。サービスの停止状況を表示することにより、政府による遮断とそうでないものも含め、自由な情報の流れが妨害されている状況がトラフィックグラフで視覚化されます。


以前Googleと中国の間に起きたゴタゴタの際に、トラフィック周りのデータが公開されたけど、それをリアルタイムに、主要国全部についていつでも確認できるサービスが公開。上の画像は中国でのYouTubeのようすだけど、2009年3月から事実上ブロックされているのが分かる。色々な事情があるんだろうけど、その国でインターネットがインターネット足り得ているのかをチェックするのには良いツールといえるね。

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このページは、不破雷蔵が2010年9月24日 08:54に書いた記事です。

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