ブックオフの1Q決算短信と「パッケージ販売は中古も含めて限界」と

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記録が残ってないので誰のツイートか忘れたけど「ブックオフの直近短信における営業利益大幅減の原因はゲームの中古販売低迷。パッケージ販売は中古も含めて限界」という話を目にして「短信にあるのなら記事にできるかな」と思って調べた。

けど短信や補足資料見回しても、直接該当する表記は見つからない。「CDアルバムやゲームソフトの販売価格を先行して下げたこと等の影響で売上総利益率が低下したことに加え」とあるだけ。要は新作プレミアが落ちるのが早く、値引きを加速せざるを得なかっただけで、これはパッケージに限った話では無い。具体的な粗利益減少は1.22億円だが、そのうちゲームソフトは0.28億円、あとはCDによるもの。「一時的な要素であり2Q以降のインパクトなし」とも。

「2Q以降の~」が本当か、あるいは希望的観測かはともかくとして。パッケージ販売のビジネスモデルが行き詰まりを見せている、または消費性向そのものの減退と相まって他の販売ルート(オンライン、データ販売)とのパイの奪い合いになっているのは事実だけど、今回のブックオフの短信だけで「パッケージ販売は中古も含めて限界」と結論付けるのは、やや強引に過ぎるきらいがあると感じざるを得ない。

......やっぱりソースをたどるって大切だな。自分自身の思考能力を鍛える意味でも。


てなことを今日の昼前にツイートしたのだが、せっかくだからまとめてみた。この後に、「新作プレミアの落ちるのが早いのはベスト版の展開が早いからかも」「でも早めるのは、期間が開き過ぎるとベスト版が出た時に盛り上がる場(特にネットなどのコミュニティ)が残っていないから仕方がない」「ベスト版は新中古つぶしのために早めているのかも」など色々な意見をいただいた。なんか焼き畑農業みたいな感じなんだよなあ。

ネットが浸透し、趣味趣向、情報伝達の社会的環境ががらりとかわった現代、パッケージソフトの販売スタイルも色々と工夫しなきゃいけんと思うのよ。オンライン・ダウンロード販売は便利だけど、それだけに特化するのもどうかなと思うし。なんかアレだな。本屋さんの問題みたいだな。

要は「限界」なんじゃなくて、やり方を変えなきゃあかんってことよ。多分ね。ほら、CDやDVDが売れなくなっても、リアルのコンサートはむしろ人気が上がってニーズも増えてるってこともあるし、さ。

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このページは、不破雷蔵が2010年8月15日 21:08に書いた記事です。

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