レゴのオスプレイ(42113)発売中止に関するレゴ社側の最終ステートメント

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生産されカタログにも掲載され、一部には流通を介して市販もされたレゴのオスプレイ(42113)。直前にドイツの平和市民団体による抗議があり、それをトリガーとする形で発売中止措置が取られてしまい、現状では超レアな存在となっている。実商品はいくつか出回っているのは事実なようだけど。

噂話として使われている新パーツの一つのギア部分の耐久性が低く、稼働させていくうちにすぐに摩耗してしまうのが中止の理由ではないのかとの指摘もあったけど、最終的なお知らせとしてはそういう話は関係が無く、軍用の移動造形を作らないポリシーに違反していたからだという説明だったとのこと。一方で公式扱いとなったデータベースであるブリックリンクにはデータは載せるよ、でも時間はかかるかもねというお話。

なんかもやもやする話には違いない。民間向けモデルを造形対象として(有名なのは軍用だけど、民間用のもある)、その判断で問題ないとの認識だったから制作してセット化し販売にこぎつけたというのに、平和団体の抗議でさくりと止めてしまうとか...ってあれか、発売を強行すると、この平和団体や関連する類似団体がねちねちねちねちねちねちねちねちと繰り返し騒いで、イメージ上のダメージが大きくなるからという判断か。典型的な嫌がらせによる事実上の営業妨害的圧力だな、と。

以前にも触れたけど、この類の内部ルールは版権物なら除外されるという例外があるので(あまりにもあからさまなのは別だろうけど、トイストーリーでGIのジープすら出て来たぐらいだからなあ)、マーベルあたりで民間利用なり組織で使っているオスプレイが出てくれば、それを再現する形でオスプレイがレゴに登場、ということに...なってほしいな。うん。

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このページは、不破雷蔵が2020年8月 5日 06:54に書いた記事です。

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