レゴのパクリメーカーLepinが敗訴したという話

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ブロック玩具という概念までさかのぼってしまうと全部パクリ扱いするのは変では無いかという話もあるので、ちょいと整理をしながら。レゴのパクリ的なものとしては、レゴと互換性があるけどレゴの特許を侵害しているわけでは無い互換品と、レゴの商品的な権利部分をもりもり侵害している盗用デザイン的なものがある。前者の商品はカスタムパーツ的な名前で呼ばれることもある。互換品の場合もアマゾンなどで探していると「レゴ」で検索に引っかかってしまうし、あたかもレゴ公式品のような表記をしていて具体的な説明でちょっぴりと「互換品だからレゴと同じように使えるよ」と書かれてある程度だったりするのもあるけど。

で、今回問題となっている中国のLepinは有名な後者のパターン。表現されている通り、窃盗そのもの。パーツ構成もデザインも、パッケージのビジュアルもほとんど同じ。


で、記事をざっと訳すとこんな感じ。非常に面倒くさかったのだろうけど、レゴ社としては一応の勝利。でもパッケージを無くして別袋に入れて通販で販売しているっぽいし、似たようなことをやらかしているメーカーはまだまだたくさんあるし、ダミー会社なりを作って同じようなことを繰り返す可能性は否定できない。

パクツイなどと同じような構造で、それをやっても儲からない、リスクが高過ぎると判断してしまうぐらい、ペナルティを大きなものにする必要があるんだろうなあ、というのか個人的感想ではある。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2018年9月 1日 07:04に書いた記事です。

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