デジタルサイネージで災害関連情報、実証実験を渋谷などで実施

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我が国有数の人口密集地域であり、訪日外国人観光客の他、通勤利用者や商業施設利用者(日本在住外国人を含む)が多く滞在する東京都・渋谷エリアと、訪日外国人観光客や新幹線を利用した長距離移動者が多く往来する愛知県・名古屋駅前エリアという、異なる特徴を有する2地域に設置されたデジタルサイネージを対象に、災害情報の表示実験を行います。具体的には、災害(台風及び大地震)の発生前から、発生後数時間までの間にLアラート等で災害情報が配信されたと想定し、デジタルサイネージ周辺滞在者へ向けて表示実験を行い、モニタ-等を対象としてユーザビリティや機能性等の評価を行います

大型の液晶パネルやプロジェクタなどを用いた広告、デジタルサイネージ。元々直訳すると電子看板ってことなんだけど、そのまま表現した方が分かりやすいかもしれない。それを使って災害時の避難誘導情報などを不特定多数の人に公知しようという試みが実施されるとのこと。

実のところオリンピックが近づいているとか(正直、個人的には実施はムリだとは思うけど)、外国人観光客の増加を受け、日本語がよく分からない人にも緊急情報の類を掌握できるようにしなきゃ、という意味合いが強いようだ。

ただこれって、やはり表示時間の問題が生じると思う。実験では日本語と英語の10秒ごとの切り替えと、日本語・英語・中国語・韓国語の10秒なり5秒なりごとの切り替えが行われるようだけど、前者はともかく後者は表示言語種類が多すぎて、特定対象言語の表示までに時間がかかり、かえって情報伝達が遅れてしまう。

日本語しか分からない人が日本語のメッセージ表示直後に気が付いて目をやった場合、再び日本語での表示が行われるまでに30秒はかかることになる。その30秒が許容されるような緊急性、内容の情報なのか否か。そもそも論として言語とは何のためにあるのかまで考えてしまう話ではある。

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このページは、不破雷蔵が2020年10月31日 07:50に書いた記事です。

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