外食チェーンではレジ袋の材質を変えて有料化を回避

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7月からプラスチック製買い物袋(レジ袋)を有料化する国の制度が始まるのを前に、大手外食チェーンが有料化を回避する方針で準備を進めていることが15日、分かった。国の制度の例外となっているバイオマス原料を用いたレジ袋へ切り替え、従来通り無料提供を続ける。新型コロナウイルス感染拡大に伴い持ち帰り販売の利用が増える中、衛生面や顧客利便性を重視した結果だ。

先日コンビニの袋が有料になり、マイバッグの利用を推奨されるようになることで、サッカー台が無いとかレジでの作業の煩雑さとか衛生面とか色々と問題が出てくるよね、という話をした。このレジ袋の有料化、容器包装リサイクル法の省令改正によるものなんだけど、この省令もちゃんと読むと選択肢が用意してあって、そもそも論としてのリサイクル促進の選択肢は有料化するのに限らず、リサイクルの概念にマッチしたものを使ってくれればこれまで通り無料提供でいいよ、というものになっている。

にもかかわらず、コンビニでは一律有料でイヤならマイバッグ持ってきてという形に。コンビニでは元々マイバッグ持参で買い物をするという前提では店そのものが創られていない・運営されていないので、多分に混乱が生じるだろうなという気はする。コンビニ側のリリースではこの辺りの言及を避けているけど、無料提供ができる材質の袋に変えなかったのは、たとえその通りにやったとしても「リサイクルの概念にマッチしていない、地球に優しくない」というお気持チンピラによるクレームがあるからという懸念によるものではないかな、と考えている。

今回外食チェーン店が容器包装リサイクル法の基準に従って無料提供が続けられる袋にしたのは、記事にある通り、衛生面や利便性をコンビニ以上に重視せざるを得ない業態だからなんだろうな、と。税率面云々はコンビニと同じ状況。

個人的にはコンビニも、そう遠くないうちに無料化提供できる袋に切り替えるような気がする。開発費やレジ袋そのもののコストアップと、レジ袋の有料化で生じる混乱や顧客満足度の低下をそろばん勘定すれば、どちらがベターな選択肢かは、容易に理解できるはず、だからね。「袋は有料になりますがよろしいですか、どのサイズになさいますか」のやり取りだけでも、顧客の満足度低下や時間のロスによる回転率の低下は、結構なものがあると思うのだよね。分からない人も多分にいるし、そういう人とのやり取りにはさらに時間がかかるだろうし。

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このページは、不破雷蔵が2020年6月16日 07:25に書いた記事です。

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