リーマンショック後を下回る景気動向DI値

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景気ウォッチャーのDIは景況感について「良くなっている・良くなる」で+1、「やや良くなっている・やや良くなる」で+0.75、「変わらない」で+0.5、「やや悪くなっている・やや悪くなる」で+0.25、「悪くなっている・悪くなる」で+0の点数を与え、それらを回答区分の構成比(%)に乗じて算出した値。回答者全員が「変わらない」ならば0.5×100(%)=50となり、50が現状の景気は良くも悪くもない、先行きは変わらないとの判断となります。


今回2020年3月分のDIは現状が14.2、先行きは18.8ですが、これまで過去最低値だったリーマンショック後の2008年12月につけた現状判断DIは19.0、先行き判断DIは21.3を下回る値で、過去最低値を更新する形となりました。個別では例えば現状の飲食関連はDIが0.7を示していますが、これはほぼ全員が現状の景況感は悪いと答えたことになります。


昨日発表された2020年3月分の景気ウォッチャー調査の結果。数字を見た第一印象は、誤植か何かかというところ。リーマンショックの時ぐらいは行きかねないなと思っていたら、それよりさらに下回る結果となり、頭が痛くなった。

数字だけでもひどい状況なのは一目瞭然だけど、具体的なコメントを抽出すると、その酷さが一層分かる。全部抽出したらきりがないのでアレだけど、是非一度は確認してほしい。

コメントの多分は新型コロナウイルスによる経済的影響が、いつまで続くか分からないという不安で占められているんだよね。つかみどころのない不安が恐怖感を煽っている感じ。飲食関連など現状DIが0.7しかなくて、これ回答した人のほとんどが「悪くなっている」とでもしないと出てこない値だもの。

治療薬とかワクチンが開発される、少なくとも流行がピークを超えるぐらいまでは、この精神的なプレッシャーは続くのだろうな、という気がする。

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このページは、不破雷蔵が2020年4月 9日 07:28に書いた記事です。

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