食生活・食費問題と本当に「わからない」時は「何が分からないのか」すら分からないということ

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先日の厚労省の「平成26年国民健康・栄養調査結果の概要」にからんだ、食生活や食費の問題に関して、ちょっと別の視点からの話をまとめて。

まとめの中でも指摘されているけれど、「平成26年国民健康・栄養調査結果の概要」の話そのものは別として、可処分所得の上で難儀している人や生活保護を受けている人、そして普通の暮らしをしていても食費が結構大変と語る人の中には、お金の使い方についてかなり問題がある、方法論を間違っている人がいるのではないかという仮説がある。仮説というよりは、多分そうじゃないからという確信に近い懸念。以前から何度か「FPなりお金の専門家をアドバイザーとしてつけることを、生活保護の受領条件とすると、皆がハッピーになれるかも」ってのは、そこにある。怪我や事故、病気などで収入源を突然断たれる形になり、サポートを受ける人はまだしも、ね。


「節約」とか「倹約」とかいう領域ですらなく、ちょっとした無駄遣いを防ぐ方法。色々と四苦八苦してある目的は達成できるのだけど、それが物凄く難儀してしまう。で、ある時他人の方法を見て真似したり、本に載っていることを参考にやってみたら、数分の手間と時間で、よりきれいな結果を出せることができた。これって食生活に限らず、どのような場面でもあるはず。そのヒントってのは、存在自体が分からないから、当人は「本当は下手な解決法」を最良と勘違いして繰り返してしまう。俗にいう「間抜けな働き者」と化してしまう。

だからこそ【「先人の下ごしらえを活用することはとても大切」と八房龍之助先生のお話】でも語られている「先人の下ごしらえを活用する」ってのはとても大切なことになる。とっかかり、項目づけ、ヒントとなるアンテナがあればあるほど良い。そうすれば、自分が今、実は問題のさなかにあること、そしてそれを解決してより良い方向へ進むことができるという事実を知れる。

それが「貧乏の手帖」なるもの......なんだけど。このネーミング、正直良くない。

やはりまとめ中に指摘の通り、「女性手帖」でもあれだけのやっかみやら反発があったのだから。地域性も異なるし、ねえ。昔ならその地域性も合わせ、上の世代から伝授されることが多かったのだけど、それも希薄になってしまっている。地方情報を満載した掲示板や、新聞の地方版が人気を博しているのも、結局身近で役立つ情報が手に入るからだし。

「おばあちゃんの知恵袋」的な名前にして(すでに商品なりウェブサービスでありそう)、共通部分を中央で作り、一部は自治体ごとに補完する形で教本化するってのはアリなんだろうな。自動車免許証の更新時の教習のように、特定事情以外の生活保護やそれ以外に希望する人は無償で、その教本を元に授業を受けられるようにするとか。この辺りの話は、本来家庭科でやってきたはずのものも多いと思うのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2015年12月24日 07:56に書いた記事です。

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