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「毎朝しっかりと朝食を食べている」中学生は8割強…若年層の朝食欠食状況をグラフ化してみる(2011年版 子供・若者白書)

子供の朝食内閣府は2011年6月7日、2011年版の「子ども・若者白書(旧青少年白書)」を発表した。主に若年層に関する公的調査を取りまとめ、多様な視点から現状を把握できる、有益なデータが豊富に盛り込まれた資料として注目に値する。今回はその中から、若年層の朝食欠食状況について見て行くことにする(【平成23年版 子ども・若者白書】)。

白書の説明にもあるように、また昨今の「食育」の言葉に代表される通り、心身が大いに育まれ、人格形成の多分を成す成長期においては、健全な食生活の環境下におかれることが、豊かな人間性を育む大きな要因として重要視される。しかし現実問題として、朝食を欠いている若年層が少なくないのも事実。小中学生に対する朝食摂取状況を調べたところ、毎朝しっかりと朝食を摂る人は、小学生では89.0%・中学生では83.6%に留まっていた。

↑ 朝食欠食状況(小学生・中学生)
↑ 朝食欠食状況(小学生・中学生)

2009年と比べて2010年はやや改善に向かっており、朝食欠食状況は良い方向に進んでいる感はあるが、それでも数%の小中学生が朝食を「まったく・あまり食べていない」とし、10%内外は「食べてはいるが毎日では無い」状態にある。気分的な問題や時間の無さ、あるいは個人個人のポリシーによるものなど、理由はさまざまなだと推測されるが(【時間が無い・習慣が無い 朝食を取らない理由】)、さらなる状況の改善を願いたいところ。

また男女別に見ると、幼児まではほぼ同率だが、成長を重ねると概して男性の方が欠食率が高くなる。

↑ 朝食の欠食率(7〜29歳)
↑ 朝食の欠食率(7〜29歳)

特に20代の男性では3人に1人が朝食を抜いている。多分に多忙なこと、午前中の睡魔対策など理由は色々と考えられる。

白書では健康維持・増進のための食習慣としてはもちろん、家族とのコミュニケーションの場面としても食事は重要であることについて触れ、とりわけ学生においてはさらなる朝食の充足を求めている。

なお大本のデータは文部科学省の「全国学力・学習状況調査」で、2010年のものまでが採用されている。2011年分の値を独自に取得して上記グラフを補完しようとしたところ、東日本大地震・震災によって同調査は中止の判断が下されていた(【平成23年度全国学力・学習状況調査について(平成23年5月26日)】)。来年以降は逐次データも積算され、よりはっきりとした動きを確認できるはずだ。


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【時間が無い・習慣が無い 朝食を取らない理由】

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